
地震の瞬間、要町駅にいました。
普通にドアがしまったと思ったら、なぜかドアが再度開きました。
誰か挟まった?と思った次の瞬間、構内にはうるさいブザー音が。
人身事故発生?かと思うと、列車は揺れ始めました。
最初の10秒ほどはあまり揺れは大きくなく、動じる人はいません。
しかし、10秒ほど立つと揺れが大きくなり始め恐怖感を感じるほどに
列車のドアが開いていたとはいえ、列車が多く揺さぶられたので
慌ててホームに降りる人が出始めました。とはいえパニック状態には陥っていませんでした。
地震に強いとされる地下でこれ程の揺れなので、地上のパニック状態は想像に難くありません。
池袋駅では安全確保のために、地下街から地上に避難させられたという情報も

最初の地震の後、しばらくパソコンで情報収集すると、なにやら巨大地震らしい…
そして、駅の放送では徒歩で全線を安全確認するという情報まで出始め、早期の運転再開は絶望的に

この時点で、いわゆる「帰宅困難者」になりました。
まだ要町だったので良い方でしたが、新木場だったら絶望的です。
おとなしく宿泊地を探すほかありません。


その後も何度か余震がありました。

副都心線ホームには和光市行きの電車が止まっていました。

エスカレーターは止められていました。

エレベーターも表示が消えています。


全路線運転見合わせ。地図が真っ赤っかで、ある意味壮観です。
複数路線に障害が起きるとこんな表示になるんですね…

ここで考えられる選択肢は2つ。
バスで池袋へ行くか、歩いて小竹向原駅へ行くか
通常の人身事故の場合、池袋駅へ向かい東上線の運行を待つのが最善ですが、
今回の場合、東上線も動いていないので状況の改善にはあまりなりません。
特に名案があるわけでもないのですが、とりあえず小竹向原方面に歩くことに

改札口前には多くの人が集まっていました。

券売機は全て発売中止。改札機も出場専用になっていました。

10分ほど歩いて千川駅到着。こちらにも多くの人が

次の小竹向原駅へ向かいます。

16時頃に小竹向原駅に到着。地震発生から1時間10分経過。
まだ多くの人がいました。

ホームは非常に閑散としてました。


西武線からの新木場行きと急行渋谷行きが止まっていました。
和光市方面ホームには列車はいませんでした。

車内の運行情報にも同様の情報が配信されていました

電光掲示板類は全滅

この駅に限りませんが、公衆電話には長い列ができていました。

さらに歩いて氷川台駅へ。16時30分頃到着。
小竹向原〜氷川台駅は住宅街の中を通る必要があるので道がわかりにくいです。
携帯のGPSナビ片手に歩きました。とはいえ電池も有限なので大切に…

シャッターが半分降りていて、張り紙がしてありました。


運転再開見込み未定との情報が流れていました。
サービスなのか分かりませんが、NHKラジオの音声が常に構内に流れていました。
ラジオの音声が流れ続けていたのはここの駅だけでした。

人もまばらです。

電光掲示板も張り紙がされていた上、機能していません。

さらに歩いて平和台駅へ。16時50分、地震発生から2時間経過。

状況は好転せず。平和台駅には改札口の前に警察官が立っていました。
とはいえ特に混乱したりはしていませんでした。

平和台駅から光が丘行きのバスがあるはずだと思い検索するも
53分遅れ… 乗客が集中し、道路も混雑していたため路線バスも機能不全に陥っていました。
もちろんタクシーなんか捕まるわけもなく

とはいえ、比較的すぐにバスは来たのでバスに乗車
光が丘で降りた後は成増行きのバスに乗ります。

成増に着いたのは17時50分。地震発生から3時間後。


東上線は早々に運転再開をあきらめ、臨時休業状態になっていました。
なぜか成増駅では居酒屋の方が温かいお茶を無料で配っていました。


一応、地下鉄成増駅にも行きましたが何もなく…

東武の車両が止まっていました。

静かなホームに、ドアチャイムの「ポン」という音だけが響いていました。

しかし、成増から先の足がありません。和光市行きのバスは道路渋滞で全く来ず…
来るバスは石神井公園駅行きなど目的地とは離れた物が多い…
仕方ないので和光市駅まで歩くことに

電車に乗る方だと分かるかもしれませんが、和光市〜成増間は駅間が結構長いです。
アップダウンもあったのでかなり疲れます。とはいえ、多くの人が駅間を歩いていました。
そうなると沿線のコンビニは大繁盛。自分も暖を取るために立ち寄りました。
なお、和光市に着いたのは19時30分。地震発生から5時間弱。

和光市駅も人であふれていました。駅前の東横インは帰宅をあきらめた人で大忙しでした
朝霞に行くバスはないのでここでも朝霞駅まで歩きます。

朝霞には19時50分頃到着。タクシー待ちの列が長い。

こちらの駅も営業休止に。警察官が立っていました。

券売機のシャッターまで下ろされていました。
ここから志木駅行きのバスがあることを知っていたのでそれに乗車しました。

乗ったバスも超満員でした。志木には20時50分、地震から6時間後に到着。

バスもタクシーの列もとんでもないことに… 一方で駅前のロッテリアは大繁盛
(ただし、飲み物だけの販売で、油を使うポテト・バーガー類は売っていませんでした)

こちらも券売機にシャッターが下ろされていました。
まわりには行き場所のない人たちが座り込んでいました。

もはや運転再開を断念。

まるので終電後のような状態で、電気も消され、駅員すらいません。

紙切れが改札機に貼ってあり、それ以外の案内はありませんでした

トイレへの通路にもシャッター

ホームへの階段も真っ暗。終電後ってこんな感じになるんですね…
結局7時間かかってようやく要町〜志木間を走破、へとへとです…
もはや、帰宅困難者向けの収容所に入ってしまった方が良かったような気もします。
なお、有楽町線・副都心線も含めた各路線では深夜になって運転を再開しました。
終電は大幅に繰り下げられ、事実上の終夜運転だったようです。
だったら、歩いて帰るのではなく、
どこかで時間をつぶして運転再開を待っていた方が良かったのかもしれません。
交通機関の重要性もそうですが、帰宅困難者の問題を身をもって痛感しました。
長い記事でしたが、本レポートは以上です。
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